




家族みんなが自然と集まり、一緒の時間を楽しめる住まいにしたい。また庭では、家庭菜園をしながら季節の移ろいや自然の恵みを身近に感じて暮らしたい。
そんな想いを受け、家族の気配がゆるやかにつながり、庭との関わりも日々の暮らしに溶け込む住まいを考えた。
間取りは一般的なLDK+個室に分けるのではなく、1階LDKと2階スタディースペースが吹抜けでつながる立体的なワンルームを提案し、同じ空間で過ごしていても適度な距離感を作ることが出来、また気軽にコミュニケーションも取れる関係を生み出している。
庭は生垣と家庭菜園で構成し、道路沿いの生垣は、外からの視線を緩やかに遮りつつ、リビングからの楽しい景観をつくり、家庭菜園は子どもたちと一緒に育て、収穫し、食事を楽しむという暮らしが一体的な空間となるように、LDKと家庭菜園が大きな窓でつながる配置としている。これからの生垣の成長と菜園の作り込みによって魅力を増していく楽しみな空間となっている。
用途:住宅
工事種別:新築
構造:木造
規模:地上2階
床面積:89㎡
主要材料:屋根:瓦葺き
外壁:リシン吹付
アプローチ飛石:大谷石
床:杉無垢フローリング
室内壁:土佐和紙
天井:ベイマツ梁現し
施工:内田産業
掲載:渡辺篤史の建もの探訪
デザインノート
