








ハウスメーカー展示場コンペ入選案
テーマ「 とても素敵なふつうの家」
住宅の豊かさは、広さや新しさではなく、日常の中で何を感じ取れるかで決まる。
「とても素敵なふつうの家」とは、特別な操作によって生まれるものではなく、暮らしの中にある価値を丁寧に受けとめることで立ち上がるもの。
「庭を編む家」は、30坪・木造2階建て・3LDKという一般的な住宅条件の中で、庭を建築の中心に据え、暮らしの構造
そのものを組み替える。
大きさや性格の異なる3つの中庭(COURT)を建物の中に編み込み、リビングや動線、家事空間、居室といった日常のあらゆる場面に自然が静かに寄り添う構成とした。庭は主張する存在ではなく、光や風、視線の抜けとして暮らしに作用する。
緑の揺らぎや空の移ろい、時間とともに変化する光の表情は、住まい手の感情や記憶と重なり、この家は「暮らしと感動を受けとめる器」となる。
